2008年秋御嶽 by黒巫女

2008年、11月。
この日、天文部では約2年振りとなる「御嶽*1」観測会が開かれました。
惜しくも今回来られなかった先輩達の分まで楽しんでやろうと目論んでいましたが、奇しくもお釣りが来る程の戦果が得られてしまいました。
以下は、当時のシグナスに載せられた、観測会の概要&注釈です。クリックで注釈にジャンプ!
11月23日(日)
3年:黒巫女
1年:END(生研) リン ファイ
5年:zippo 夜襲:おかぽん
9時2分。地元のコンビニで夕食を購入し到着。いつも通りかなり早くに着きました。30分ほど待機。ポケットピカチュウカラー*2での対人通信を初めて行いました。
定刻ちょうどになった所で4人が集まるものの、肝心のOB・zippo氏がなかなか現れません。仕方がないので、切符を4人分購入し、先を行く電車2本くらいに手を振りながら到着を待ち続けました。
そうして待つこと10時29分。ようやくzippo氏が向かって来ました。2年振りだからか、道に迷っていたようです。
しかし切符を買って改札をくぐったところで、3本目の電車が発進し一同ボーゼンとなりました。
そうして仕方なく、10時40分。睡眠時間を稼ぐためにと、各駅列車で出発することとなりました。
─昼─
当初の予定よりは遅れたものの、ひとまず無事に出発はできました。
巫「この辺はまだ電波あるんですねー」Z「ここいら一帯の住民に謝れ」
30分ほど電車に揺られ、次の駅に到着。
今回は乗り継ぎの回数が(乗り過ごしのせいか)増えてしまい、その後の20分強で再度下車となりました。
こうして20〜30分の乗車下車を3回繰り返し、12時半。一同は御嶽の駅に到着しました。
しかし、この日は運悪く観光シーズンと重なっていたようで、ありえない位大勢の観光客で賑わっていました。こんな光景はじめて見ました。
手動改札から出る時、suicaのパネルに紙の乗車券をかざして駅員から突っ込まれるという衝撃のハプニングも発生しました。…驚きです。
ここでお約束の御嶽ラ−メン*3の食事会に行こうとするも、大量の観光客が店内を埋め尽くしていたため、仕方なく断念。帰りに立ち寄ることになりました。
あきらめてバスに乗ろうとすると、こちらも大量の観光客が溢れており、大荷物(テント他)持ち5人が乗れる状態ではないと判断し、こちらも断念しました。…何でこんな日に?
近くの八百屋で夜食やお菓子を購入した後、12時56分。
「熟達者は歩く」というよく分からない理論により、徒歩による登山を一同で開始しました。
─登山道─
ひとまずzippo氏の記憶を便りに、徒歩でケーブルカーまで登山することになりました。
途中で適度に休憩をとり、自販機で水筒代わりにと水のボトルを探し、リンに吊り橋を揺らされながら渡り、参道の鳥居へと到着。
道に違和感があると言っていたのは、天文部御用達の食料補給店「タイムズマート」が潰れてしまったからだとか。
自販機相手に「静岡茶を御嶽で売るって意味分かんねぇ」と突っ込んだりしながら登ると、何と前方に車の大渋滞が。
下りのバスとは何台かすれ違うのに、行きの車は全然進まないという世にも奇妙な光景を横目に、登山道路を登りました。
先のバス停から出たバスは、一体どこを通って来るんだろう?*4
帰りのバス乗り場にも、人が満載になっていました。今度から紅葉狩りシーズンに来るのは控えるべきですかね…
13時58分。ようやくケーブルカー*5乗り場に到着。まさかの徒歩が大勝利を遂げました。何故だ。
そのまま登山を続けるzippo氏とリンを残し、ケーブルカーに乗り込みました。予想どおり人が多く、発車もダイヤから大分遅れていました。
乗ってみての感想:とにかく混んでました。
14時14分。ケーブル組は一足先に広場*6に着きました。登山道組が来るまで、しばし両手に華な休憩を楽しみました。
2人が追いついて来たのは、およそ15時程。長っ!zippo氏は念願の鮎(バナジウム推薦)を食していました。美味そうです。道中の話によれば、リンはS字カーブの崖を直進して来たんだとか。流石。
しばらく休んだ後、一行は登山を再開しました。
ビジターセンター*7に立ち寄り、名産品「みたけ茶」が売ってないことに絶望し、完全に草で隠れたヘリポート*8を通り過ぎて、3時58分。
天文部一行は、ようやくあずま屋*9の広場に到着しました。
─夕刻─
さすがに夕方近いとはいえ、辺りにはまだ観光客がちらほらと点在。とりあえず、過労中のzippo氏に飲み物を渡し、わたしの飲み物が尽きました。なんやかんやで飲み物を買いそびれたんだとか。哀れ。
あずま屋近辺では小坊が数人駆け回っていました。Z「早く帰れ」はたぶん心からの心の声なんでしょう。多分。
仕方がないので、4時20分。リンをひとりぼっちで残して水道水と飲み物の調達にいきました。Z「観測(の寒さ)よりお前の引率の方が怖い」もきっと本音なんでしょう。
前回はテントから弾き出されて一夜を過ごした手前、今回は周りに壁がある場所で寝たいんだとか。
ポリタンク4個分に水道水(どこの管理だろう?)を満載する間に自販機の飲み物を買おうとするも、どこも高い、高い。いくら観光地でも160円は高すぎないか?
安値のものはとうに売り切れ、名産品みたけ茶*10も販売停止したため、やむを得ず高級烏龍茶(160円)を3本買って帰りました。…高い。最近はロクなものが売ってないようです。
4時46分。あずま屋まで戻ってくると、付近の小坊共もいなくなってました。ひとりぼっちのリン*11が追い払ったのかも。
ひとまず辺りがまだ明るいうちに、ペグでダーツで遊びつつテント2台を建てきることにしました。
近くの八百屋で買ったポテチの袋が、気圧差で膨張したりする事はなかった模様。残念。
そうしていると、西の空に金星と木星が見えてきました。
今日は雲もなく晴れているので、星の見え方にはかなり期待できそうです。
建築作業がひととおり終わったところで、あずま屋へ移動。
お待ちかねの夕食に移ることとなりました。
─5時─
早速ながら、持参したエピガスを使用し、湯を沸騰させました。
ググレカレーは時間がかかりそうなので、先にカップ麺を頂く事に。
この時間帯になると辺りも冷えてくるので、お湯ものはとてもありがたい代物です。冷える体も温まる。
─6時─
いよいよ空も暗くなり、星がとてもよく見える状態になりました。
エピガスコンロの火番にzippo氏を残し、冷え込む中ヘリポートに移動し、ホームスターポータブル(どーん)を便りに満天の星空を堪能しました。
わたしは1年生を相手に、北極星をはじめ夏の大三角(+や座)からペガスス座、ペルセウス座、昴までの星座解説をしました。現時点ではぎょしゃ座までが見えていました。
生研からのゲストも、きっと気に入ってくれた事でしょう。
─7時─
一方で、火番をしていたzippo氏も星を見たくなったんでしょうか。
なんということでしょう!辺りが曇り始めました。
…何という事をしてくれたんでしょう。あの霧男*12は。
仕方なく、全員であずま屋まで撤収しました。…zippoてめぇ。
しかしながら、ここからzippoの本気が発揮される事など、このとき誰が予想できたでしょう…
─8時─
すばらしきzippo氏の力で、辺りは完全に重い雲が立ちこめ、すでに星はほとんど見えなくなっていました。
仕方ないので、あずま屋で鍋を囲みながら、車座に直ってしばらく待機することに。そして、電話先の近衛氏からさんざん馬鹿にされることに。
ついでに、ここ御嶽にもいつの間にか電波が通ったようです。観光地として有名になったから…なのか?
その後しばらくは皆で鍋の写真を撮っていました。…楽しいんでしょうか、それ。
暇潰しとして、zippo氏から伝説の男達の話を聞く事に。
(以下、ブログより抜粋)
話によれば、わたしの2年上の代はバカばっかだったらしく、効率よく授業をサボるのが上手かったとのこと。羨ましいなぁ。zippoさんが物理以外できなさそうなのはそのせいらしい。
あと、わたしとバナジウムはzippo世代の人々の間でも有名であるらしく(地学室前で飯食う変な奴+常にスーツの変な奴)、さらにzippoの知り合いという噂まで流れているんだってね。してやったり!*13
バナジウム世代についても、コイツが有名すぎて他が霞んでいるだけで、実は他の奴らもかなりオタクであるとのことです。
まぁ、星陵祭のたびにメイド服を来てくるという集団ですからねぇ。でも、バナジウムにかなう人物はいないらしい。
黒巫女という名前もポピュラーなはずなんですが、誰も使っている人はいないらしい。何でだろう?
とりあえず、そんな愉快な話をひたすら聞き続けていました。
─9時─
1年がアメンボと戯れる中、鍋を囲んで車座になるだけなのはあまりに寂しいので、部室から持ってきたロウソクを灯そうという事になりました。しかし、風まで強くなって火がすぐ消える消える。
急場しのぎでカップ麺の容器に入れようとするも、ロウソクの上がはみ出して炎消滅。結局意味無し。
そこで天文部技術部のzippo氏が、カップ麺容器や爪楊枝を組み合わせて(廃材リサイクル)専用の蝋燭スタンドを作ってしまいました。すげぇ。
しかし、その頃にはロウソクも短くなっており、普通に容器に収まる長さになっていました→結局意味無し。その後のロウソクは電気スタンド代わりに使用しました。うん、ほのかな明かりが良い感じ。
ひととおりお湯ものの調理?が終わったので、お待ちかねのググレカレー&サトウのご飯を投入。何とか鍋に収まりました。
あと、携帯電池が少なくなったので、zippo氏が持っていた充電器を使わせて頂く事に。ありがとうございました。
─10時─
が、火力が弱いだろうという事で、加熱時間が30分に延長されました。米2パックを、持ち込みの紙茶碗で5人分に配当。カレーライスを頂きます。
やはり、寒い中で手作り(違う)したカレーは美味い。今までで一番美味いカレーとなりました。評判はとても良かったようで(元々ネタとして買った筈ですが)大成功に収まって良かったと思います。
zippoの教訓「①靴底改良 ②飯を考える ③電池」*14
そうして快曇**の中のんびり過ごしていると、10時48分。
明かり一つない環境の中、ようやくおかぽん氏が到着しました。
【以下、おかぽん氏の書き込みより抜粋。】
21時05分御嶽駅到着。降車客は自分含めて3人(少ない!)。
最短ルートで滝本駅へ目指す。タイムズマートが潰れていたことには愕然。同店跡横の鳥居から滝本駅までの道に人影はなく、すれ違った車もわずかに1台。すれ違っただけましというべきか。21時40分滝本駅到着。
21時45分滝本駅発。真っ暗な登山道を進む。試しにライトを消して登山を試みるも、1分後に道を踏み外してあえなく断念。踏み外した方向が崖側ではなかったことが救いである。途中、某氏からメールが届く。「雲にも負けず星達は輝いているでしょうか」と書かれていたので空を見上げるが、快曇。まったくもう。
それはそうと、こんな真夜中に山を登る車が2台もあったことには驚いた。
─11時─
ひとまず到着したおかぽん氏に、これまでの経緯を分かりにくく説明。
これでネットが使えれば堂平と五分なんだけどなあ、とは昼間のzippo談。確かに現地からの実況*15ができれば、状況を伝えやすいのに…
そういえば、東大で頂いたタミフル機関誌の話忘れてた。
とりあえず、お疲れなのかzippo氏は一足先にテントに戻りました。
─0時─
相変わらず、zippo氏は電話先の近衛氏と口喧嘩していました。
しかし、その御陰様なのか、雲間にわずかに見える星をおかぽん氏が捕捉。そのまま見ていると、どんどん雲が晴れていき、雄大な冬の大六角の天空絵が南東の空に映し出されました。初めに見たペルセウス座も、天頂付近まで上がってきていました。
これはオリオン座を撮影せねばと、すぐさまzippo氏をシンクロ召喚し、三脚やら機材の準備を開始しました。
すると、見計らったかのようなタイミングで再び雲が。*16そのまま雲は空中に広がって行き、再び星一つ見えない空が眼前に広がりました。
何このシンクロ率4000%。*17
結局星の見られなかったzippo氏は本当に悔しそうにしていました。
─1時─
再び空が曇ってしまったため、仕方なく4人で御茶会を開く事にしました。
スーパー緑茶タイムの続編としてティーバック紅茶を、おかぽん氏所有の寒冷地EPIガス*17で加熱し、みんなで頂くことに。
しかし、日中の無理gw効いてlz、わたsじjzそnp、あ、あ手^vyる似ガレ4ウ子よ身・
仕方bz枚mpで。1mw夢ぇw位jkxづぃ、目rqレmzsppoi三mんとトアミン魅、m氏hs薔薇j久やy巣mかせts頂く事jにしhjまsた。l、
【黒巫女が仮眠中のため、以下おかぽん氏筆より抜粋。】
曇り空をうらみながらテーブルを囲んで一同黙々と時を過ごす。「1時半になっても星が見えなかったら滝に行こう」と誘ってみる。とりあえず、みんな同意。
ところが、滝へのハイキングまであと5分というところで雲の切れ目から星が!!一同ハイキングへの思いを捨て(だよね?)、星見体制に入るも、たちまち曇り空に逆戻り。しばらくすると、また雲の切れ目からオリオン座が見えるように。リンが黒巫女氏とzippo氏を起こそうとテントに向かうも、両者とも反応なし。さらに、今度は北の空が晴れた。…ところが、一行がヘリポートに着くまでに北の星空は雲に覆われてしまう。午前9時まで晴れだと誰が言ったのか。雨(霧)男が2人もいることも大きく影響しているのだろう。そんな行ったり来たりを繰り返している内に、ファイが戦線離脱。
そして2時半、ようやく七代の滝へのハイキングがスタート。「とにかく動きたい」というアグレッシブなリンをはじめ、一同とりあえず乗り気。自分を先頭に段差の激しい未整備地帯を進む。ときどき、自分の後ろで小さな崖崩れが起きていたようであるが、こんな道だから仕方がない。常に崖崩れの直上にいたENDさんは、ハイキング後に真顔で「死ぬかと思った」と。空を見上げると、まさかの星空。星空に嫌われているのは、zippo氏だけではなかったことが判明。整備状態の悪い「階段」をだいたい下りきり、あと一歩で滝というところで、ENDさんの電灯が心肺停止状態に。蘇生を試みるも、戻り道で臨終が確認された模様。
3時頃七代の滝到着。電灯を照らさないと全く見えない滝には一同感動。リンとENDさんはカメラでパチパチ。
戻り道はひたすら「階段」を登ることに。しばらく「階段」を登ると、後ろから「はぁはぁ」という声が。この音声にはクレッシェンドがかかっていたようで、次第に「息も絶え絶え」に。自分の後ろを歩く人にこんな思いをさせるハイキングを企画した人の責任は重大といえよう。大人ぶるのもいい加減にしたほうがよいだろう。そして、3時半。星が輝くヘリポートに戻ると、そこにはまさかの人物が。
【リン筆記事より】
雲→星→雲→星→雲 たまに出てくる星を見つつテーブルで団欒
─26時─
ハレ待ちに飽きてきたころ、3人で七代の滝へのハイキングへ行くことに。
ライトの明かりしか無い中、横ガケの階段をひたすら下っていくと、かすかに滝の音が聞こえるようになってきた。石段下り下り、橋を渡り、川を飛び越えて、〜ついに到着。
─27時─
そこは岩に囲まれた神秘的な空間…だったことでしょう。暗い。足ガクガク。河童でもいるんじゃないかい? しかしそんな中、白い光で照らされる七代はとてもきれいで輝いていました。
帰りの登り道は、「はぁはぁ」酸素が足りない。途中の階段に座り込み、電気を消して一寸先も見えない状態で、しばらく休憩。5分経っても何も見えないです。 だいぶ落ち着いたとこで再出発。
のちにENDさんが真顔でいった言葉は、なぜか心に響いた。(でも行って良かったですよ、おかぽんさん。)
ヘリポートに戻ると、雲は無く星がキラキラ。そして地上にも光が。そこに現れた驚きの人物とは…
【三たびおかぽん氏】
星光りだけが頼りのヘリポートにいたのは、力尽きたはずのファイだった。星の力が彼女に生命を吹き込んだのであろうか。さすがは魔法少女。
とにかく、空には星々が綺麗に輝いていた。睡眠組を起こすかどうかが当然のことながら議論となった。「(これを見れないなんて)人生を無駄にしています」とはENDさん。
というわけで、睡眠組を起こしに展望台へ。zippo氏は、曇りそうだからもう起きたくない旨を述べる。どうやらやけくそのようである。黒巫女氏は呼びかけに応え、ふらふらと起き出してきた。
【黒巫女復帰】
─4時─
リがtxkyと。亜やりjdまm6rんおj0ディxpたでs儀5あ/
yrmyrmッ依ぇ。名dんデイ御子s座手、lレアおsったんですか!
とりあえず、気がついた頃にはすでにまms店の満天の星空になっていたので、2度目の(他の人は違う)観測会を行うべくヘリポートへ移動。…全員回数バラバラってどうよ。
流石に寝起きだtlこ体温だがr無いが、ヘリポートに着く頃にはすっかり慣れました。
そして、わたしの十八番というべき、冬の大六角形の解説を行いました。
かに座辺りは見えにくかったものの、皆さん何とか楽しんでくれたようです。
ただ、東や南は光害が厳しいようで、上がりたてのうしかい座はよく見えませんでした。
それでも、春のダイヤモンドまでは…あれ?おとめ座どこ?
そうして北斗七星やしし座流星群(だっけ)を堪能していたところ、再び霧男の魔の手が。
おそらく柄杓で袋叩きにされる悪夢でも見ていたんでしょう。多分。
仕方がないので、4時50分。もう白明も近いということで、おかぽん氏の飯田市言い出しで御嶽神社*18へのナイトウォークへ向かうことになりました。
─5時─
zippo氏を置き去りにした5人で、御嶽神社に到着。どうやらここが御嶽山の頂上みたいです。
とりあえず、二礼二拍手一礼で、晴れるように祈願しました。いちおう星はこの時点でも見えていたのですが。
その後、三たびヘリポートへ。戻ってきた時には、すでに微薄明が始まりうしかい座が消えかかっていましたが、代わりに晦日くらい月とスピカ(だよね?)が上がっていました。
どうやらおとめ座は森の木に隠れていただけで、無事に春ダイヤも完成したようです。
一通り見終えた後は、夜明けまであと1時間はあるだろうということで、その辺に生えていた霜柱で遊びつつ、あずま屋へと撤収しました。
最強ことカペラは薄明の中、今回も最後まで残っています。
とりあえず、先日に購入した最高級烏龍茶*19を加熱して、朝一番のお食事会を開くことにしました。
─6時─
空は青色に変わり、徐々に南東の空が明るくなってきました。
朝空にはグラデーションがかかり、赤
→黄→緑→青
と4段階に色付いていました。緑色の空というものは今まで見たことがなかったので、とても良い体験になったと思います。
その後は、紫色の雲の写真等を撮って、6時31分23秒。真赤な日の出を迎えました。うおっまぶしっ!
夏の雲海も綺麗でしたが、こちらもまた違った趣があるなぁ…
そう思いました。
─7時─
日もだいぶ昇ったところで、朝食に移行。
zippo氏はペヤ*グ、わたしは残りのサトうのごはんを頂きました。が、他の人は火の要らない食事をとっていました。朝食はお湯を使わないものにすべきだと反省。
1年から頂いたココアの余りを混ぜずに飲んだら底が大惨事になりました。そのまま湯足しすれば+1杯くらい飲めそうです。
全ペ*ングが泣いた「かやく入れ忘れ事故*20」まで起こり、Age of zippoが終了しました。
その後、ハイパーGreen tea タイムが開催され、三たびzippoの時代が訪れることとなりました。Z「火力はパワーだぜ!」は、おそらく心からの弾幕なんでしょう。
8時31分。テントの片付けを開始しました。あずま屋は前日に片付けを行っていた件も手伝い、さほど手間かからなかった模様。
併せてテント*21の撤去を開始。途中、zippo氏の携帯電話が行方不明になる事件が発生。電話してみると、なんと天文部カバンの底から音が。
どうやら寝袋の中に放置されていたようで、荷物をまるまるひっくり返す事態となりました。
その後は、ファイとおかぽん氏で銀マット3段立て*22に挑戦したり、zippo氏がライターでロウの塊*23を整形してみたり、リンがフリスビーやロッククライムを実行したりしました。
しばらく遊んだ後は、10時4分。あずま屋広場を後にしました。今年も楽しかったです。
行きより軽くなった荷物を運びつつ、ビジターセンターで小休止し、10時39分。ケーブル広場に到着。
18分ほどの休憩を取りつつ、zippoさんは念願の山女魚を食していました。みなさん各種土産*24も買っていたようです。
さすがに疲労がたまってか、今度は全員でケーブルカーに乗り込むことになりました。11時00分。自称危険物のロウソクを持ち込み、慌ただしい中ケーブルカーが出発しました。
11時6分。ケーブルカーは予定通り下りてきました。
その後バス停に移動。なかなかバスが来ないなぁと時刻表を見ると、なんと次のバスは約20分後*25。
仕方が無いので、11時12分。わたしとおかぽん氏は徒歩で下山し、残りが後からバスで…等と思っていると、歩き始めて1秒後にバスとすれ違う。どうやら臨時バス*26が来たらしい。そりゃねぇよ!
仕方が無いので、全力で坂を駆け下りることに。走って走って、鳥居まで全力疾走。
後ろを見ると、おかぽん氏が全然追いついてない。無視。下の道路まで全力で坂を下りました。
参道入り口*27にて振り返ると、何故かおかぽん氏が目の前に。怯む。
道路まで着いたところで、何とか面目は保てただろう*28と一安心。歩いて御嶽駅まで向かいました。
その後、駅まで後1分のところでENDから「あとどれくらいで着きますか?」と電話が。
急いで信号機まで走ると、そこには3人の姿が。何でもバスの出発が少し遅れたらしく、今着いたところだとの事。要するに国道で走ればバスに勝てたという事だろうか?*29
タッチの差で負けつつも、良い勝負だったと思いつつ、11時30分。おなじみ御嶽ラーメン*30の店に。かねてからの希望でカツカレーを注文し、ラーメン:カレーの注文比は4:2になりました。
最終的には、御嶽に来ない某OBへの愚痴大会になった様子。店が空いてたからなのかも。
走った感想 (おかぽん氏)
まず最初に、「臨時があるならあると言ってくれ!」>多摩バス。
とにかくバスから無様に抜かされる姿を激写されたくないという思いから、走りました。はい。少し歩いたけど。多分バス組は、参道でうちらを抜くと考えていただろうから、その期待を裏切ることができたのは満足。でも結構疲れた。足が笑った。以上。
今となっては、駅前の国道に出たところで走らなかったことが悔やまれる限り。
乗った側の感想 (リン)
実際のところ、バスの中では終始ウトウトだったので、どちらにしろ抜かすところを見ることはなかったでしょうね…
リュック二つを抱えたぼくの隣には誰も座ってくれませんでした。
─帰還─
12時19分。昼食も終わり、しばらく暇に。先ほど急に走ったからなのか、筋肉痛が酷いことになりました。自業自得か。
で、とりあえず辺りを散策することになりました。zippo-近衛間の通話により、水・石・草の中から好きなものを選んでもらい、近衛への土産物は石ころに決定。何故だ。
するや否や、なぜか全員で川辺に出て石拾いを開始しました。
一通り石集めが終わった後は、今度は土産物屋へ。普通に売っていた饅頭を購入しました。
何でも近衛氏への手土産が「饅頭と見せかけて御嶽の石」に決まったから、らしいです。
そうして悠々と暇潰しをした後、12時44分。御嶽駅から出発。前日とはうってかわって空いていました。何故だ。
ひとまず全員で戦利品の饅頭をいただきました。美味し。その後、箱を開けた後の袋を元通りきれいに戻そうと(偽装工作)するも、zippo悪戦苦闘。
すると、それを見ていたファイが、見事に包み紙を戻す事に成功。日本の技術者の力ってすげー!
そうした努力もあってか、zippoは石饅頭の配送に見事成功しました。
ひとつの物事を作り上げるのに、多くの人の努力と沢山の技術が積み込まれているという事を、zippo氏は教えてくれたのではないでしょうか。
そんな苦労はさておき、その後も電車の乗り継ぎを続けました。
当然ながら、行きよりも乗り換えの手間はかかりませんでした。zippo氏は一体何しに来たんだろう?
その後は特に何かの宣言があるわけでもなく、高田馬場&西武新宿で流れ解散。気がついたら人が居ないって怖くね?w*31
本日のMVP:ファイ*32
最高功労賞:zippo*33
─感想─
とにかく今回はネタが満載で(やっぱり表現しきれてませんが)参加して本当に楽しかったです。
またこんな観測会を行えるようになりたいです。無理そうだけど。
あと、家に帰ってみたら、大気圧差でペットボトルが潰れてました。
とりあえず、部室の後ろの木棚に飾っておきますね。良かった良かった。

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