2007年秋堂平 by黒巫女

横

 2007年、12月。
この日、天文部では半年振りとなる「堂平」観測会が行われました。
以下は、当時のブログに載せられた、観測会の様子のような物です。

  12月15日(土)
参加:ヨーゼフ・K 黒巫女 える ミハエル
OB:zippo

  【1話】御黒秋桜 2007-12-20 00:21:11
 9時50分。予想以上の大荷物を率いて、待ち合わせ場所に到着。目印として待機。
定刻を過ぎた辺りで5人が集まり、これ以上は人数も増えないだろうということで、11時に観測地へと出発。
今回の参加者は(わたしが今まで参加した中で)最少人数でした。最初からクライマックスですね。
 電車内で充分な睡眠をとった後、12時15分。懐かしい駅に到着したため、一同ここで昼食をとる事にしました。
そして昼休みをはさんでしばらく待っていると、目当てのバスが到着。本日2度目の睡眠時間確保にうつりました。

  【2話】フラッシュ
 1時20分。バスは終点に到着し、一同山登りを開始。
今回は公道を通ったため、いつもとは違う視点を(ある程度)楽しむことができました。
今回もLの友人は、空気を読んで電話をかけてきました。次回にも期待。
また道中では、数人で風景の撮影も行いました。写真の完成がたのしみですね。
途中で水くみも行いましたが、どこから流れてきた水なのかは不明。
 そうして撮影会が順調に進む中、2時41分。
風のエレメントがある駐車場にたどり着きました。各自休憩をとりつつ、看板や山など思い思いの写真を撮っていました。
 富竹フラッシュ大会が一通りすんだ後は、登山を再開。
前回のルナティックコースを登り、獣道がどれほど厳しいかを改めて見直したように思います。誰がこんな所を登ろうと言い出したんだろう?
 そうして3時14分、めでたく堂平天文台に到着。
管理人室で鍵をうけとり、入館。ものすごく懐かしいです。
今回は調理がないため、各自部屋での休憩に移りました。

  【3話】最終加速全部声
 宿舎に到着し、それぞれ1Fと2Fで休憩。
持参したチーズバーガーが潰れまくっていました。
毎回恒例のノートパソコンの動画では「化ケモン描いてみた」「コーラスだけで車の効果音を完全再現」が凄いらしいです。
他、会話したり読書したりぷよぷよしたりで昼を越しました。
 6時からは、各自で任意に夕食。
正直バーガーはどう考えても温かい方が美味しいと思います。今度はカップ麺でも買ってくるべきだと、少し後悔しました。
 午後8時からは、観測会の第一波に出向いたわけですが。
目の前にひろがるのは、イルミネーションかと見間違うような都会の明かり、そして東京では予想もつかないような満天の星空。
そんな想定内であり予想外な光景が、いつものように待っていました。

  【4話】V・EX
 冬山から眺めた星空は、まさに格別そのものです。
秋&冬のメイン星座はもちろん、都会からは絶対に見られないエリダヌス座やろ座、きりん座等のマイナー星座まで見つけることができました。
 星座観測や天体写真撮影をひとしきり終えた後、再び休憩。しかし冬山の風呂場は完全に生き地獄でした。外にいる以上に凍えるかと思いましたし。
休憩中はせっかくだからと、持ち前のゲームキューブを発動。態々重い思いしてもってきた価値があったのか、とってもたのしかったです。多分。
 そして11時からは観測第二波に出陣。
冬の大六角が本気を出したようで、うさぎ座やおおぐま座まで見えるようになっていました。

  【5話】寒空冬山流星群
 月も沈んで、あたりも寒くなってきた、午前1時。
再びの休憩をはさんで、第三波の観測に移りました。
すでにほとんどの人は寝ていました(多分)が、ふたご座も天頂まで上がってきました。 寒さは大分きつくなっていますが、絶好の機会ということで、かに座やこじし座、やまねこ座といった、普段見えないような星座を多数見つけました。
 そのあとは全員が寝静まるのを待ってから、午前3時。
観測の第四波に繰り出したわけですが。目の前に広がるのは、ここにきてまさかの曇り空。 いったん引き返してから5時に出直すも、やはり微妙に雲が晴れません。
本来なら春の星座も見られる時間帯なのですが、ここにきてなんと「雨」までふりだす始末。
 仕方がないので、いったん望遠鏡を屋根下によけた後、室内に撤収しました。

  【6話】極寒
 25分後。三たび空の様子を見に、外に出てみると。



  雪。



 ・・・
  。。。
 ………
 ………!?
どうりで寒いわけだ。屋根下によけたはずの望遠鏡も、上面が真っ白になっていました。
とりあえず、他の部員が起きてくるまで、雪と戯れることにしました。

  【7話】小宇宙
 辺りを覆う雪に驚愕していたところ、寝ていた?他の部員も徐々に降りてきました。
雪のつもった平原やベンチ等の写真を撮っていたようです。
そして6時44分、一同は日の出を迎えました。
特に真赤な太陽が昇ってくる光景には感動。朝日がまぶしいです。
 日の出後は朝食や片付けをすませ、10時31分にアウト。人数が少ない御陰様で手早く行動できました。宿泊費は高くついたけど。
下山時にどうしようかと心配していた雪もほぼきれいに溶け、無事に山を下りることができました。少し残念かも?
その後は小川町で昼食をとった後、池袋にて解散。
結果的に、特に災難にも出くわさず、無事に観測会を終えられて良かったと思います。


  【補記】
ちなみに、このとき見えた星座一覧は、こんな感じです。

 ペガスス座 はくちょう座 とかげ座 ケフェウス座 カシオペヤ座 アンドロメダ座 さんかく座 うお座 おひつじ座  くじら座 ペルセウス座 こぐま座(北極星) りゅう座 きりん座 おうし座 ぎょしゃ座 オリオン座 ふたご座  おおいぬ座 こいぬ座 うさぎ座 (はと座?) エリダヌス座 ろ座 とも座 いっかくじゅう座 かに座 しし座  おおぐま座(北斗七星) こじし座 やまねこ座 からす座 アルクトゥルス スピカ


横

日記へもどる

トップへもどる




1